病院で働いてくださっている方々に向けて

医療従事者のみなさまへ 激励のイラストとメッセージです

非常事態宣言発令中のさなか、人との接触を避け、移動や外出の自粛をし、感染しないように、誰かに感染させないように過ごすのが私達がとるべき行動です。
しかし私達が家にとどまっていられるのも、暮らしに必要不可欠な部分を動かすために、毎日働いてくださる、多くの人達のおかげです。ライフライン、金融、農業をはじめとする食料生産、工業、流通、販売、施設の保全や警備、etc.とりわけ医療の現場で働いてくださる方々がいなければ、疫病と戦うことも、共存する道をさぐることもできはしません。

病院のスタッフも医師も、だれも超人などではなく、実際のお仕事の大変さだけでなく、世間の期待やプレッシャー、時には無知や誤解や偏見にもさらされて、今は普段の何倍も苦しんでおられることでしょう。
この記事が紹介するのは、私達の連盟の有志が、賛助会員として私達をサポートしてくださっている東川口病院の医療従事者の皆様に向けて、少しでも励ましになればと願ってお送りしたメッセージです。イラストレーターですから、ほとんどのものに絵が添えられています。それぞれ個人が送ったものを、いつでも見ていただけるようにここにアーカイブしておきます。(だんだんと増えてゆく予定です)

 

日本出版美術家連盟理事長からのメッセージ

東川口病院 院長 田辺知宏先生

いつも、お世話さまです。
新型コロナウィルスの影響で出版美の活動も多くが中止されています。
先生が当会会員宛てにくださったお便りをありがとうございました。

病院の職員の方が受けている差別的なことを聞き愕然としてしまいました。
このようなことが無くなるように願っています。
出版美の会員にも知らせたところ、メッセージと絵をつけた作品がたくさん集まりました。
微力ながらも、ヘルパーさん看護師さん病院で働く方々への激励になればと思います。

非常事態宣言のなか、私たちはなるべく家にいることが早く終息をむかえることになると聞いています。また活動が出来るようになれば、展覧会、懇親会などで交流を深めていきたいと思っています。
これからも、当会の活動にご参加いただければ幸いです。

(一社)日本出版美術家連盟理事長 小宮山逢邦